日本株は反落へ、国内景気の影響警戒や原油安－内需関連安い - ブルームバーグ

20日の東京株式相場は反落する見込みだ。緊急事態宣言が全国に拡大された後の国内景気に対する警戒が根強い。原油先物安や為替の円強含みが嫌気され、小売りやサービスなど内需関連、鉱業など原油関連が安くなりそうだ。

〈きょうのポイント〉

東京の新たな新型コロナ感染者数は107人、累計3000人超－ 小池都知事 米原油先物は下落、2001年11月以来の安値 米政府の中小企業支援策、数日中に資金補充で合意の可能性－ 財務長官 米ニューヨーク州は最悪期過ぎたようだ－新型コロナ流行で クオモ知事 中国共産党指導部：利下げ、預金準備率引き下げ含む強力な 措置を約束

　　東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「国内の新型コロナウイルス感染拡大はまだ落ち着いていない。緊急事態宣言が全国に拡大されたことで、景気への悪影響が広く及ぶのではないか」と述べた。米原油価格については「需要の大幅減が見込まれる中で現在の減産程度では足りないということを示唆している」とみていた。

• 米シカゴ先物市場（ＣＭＥ）の日経平均先物（円建て）の17日清算値は１万9605円と、大阪取引所の通常取引終値（１万9700円）に比べて95円安
• けさのドル・円相場は１ドル＝107円半ばで推移、前営業日の日本株終値時点は107円74銭
• 前営業日の海外市況はこちらをご覧ください

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