米国の先週の新規失業保険申請件数は400万件を超え、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響を受けたこの5週間の合計は2650万件に達した。米労働市場は大恐慌以来の急激な落ち込みに見舞われている。
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4月の米雇用統計は、この日発表された失業保険申請件数と同じく、18日終了週のデータが用いられる。申請者を全て失業者と見なした場合、4月の失業率は20%前後となる可能性がある。これは世界的な金融危機時の2009年に記録した10%の2倍。
新規失業保険申請件数(調整前ベース)は、大半の州で引き続き減少した。事業者によるレイオフ(一時解雇)のペースがやや鈍化している可能性を示唆する。ただ、職を失う米国民の数は依然として多い上に、申請用のウェブサイトや電話はつながりにくく、各州のデータが実態をどこまで映しているかは不明瞭だ。
失業保険の継続受給者数は11日までの1週間に410万人増加し、過去最多の1600万人となった。
ブルームバーグ・エコノミクスのエリザ・ウィンガー、カール・リッカドンナ両エコノミストは今回の申請件数について、「3月末の約690万件のピークから3週連続で減少した。重要な転換点だが、大規模な申請は続く公算が大きい」と指摘した。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題: U.S. Jobless Claims at 4.43 Million in Rout’s Fifth Week (1)(抜粋)
(統計の詳細やエコノミストの見方を追加して更新します)
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April 24, 2020 at 12:07AM
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米新規失業保険申請、なお高水準の443万件-5週間で計2650万件 - ブルームバーグ
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