大手商社の住友商事は来年3月までの1年間の業績について、最終的な損益が1500億円の赤字になるという見通しを明らかにしました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、アフリカで手がけるニッケルの生産が停止し損失が発生したことなどによるものです。
住友商事はことし4月から6月までの3か月間、第1四半期の決算を発表し、最終的な損益が410億円の赤字でした。
また、来年3月までの1年間の業績について、最終的な損益が1500億円の赤字になるという見通しを明らかにしました。
これは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、アフリカで手がけるニッケルの生産が停止し損失が発生したことや、原油価格の下落で、アメリカの鋼管事業で売り上げの低迷が続くと見込まれることなどによるものです。
住友商事の塩見勝CFOはオンラインによる決算会見で「新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた結果で、真摯(しんし)に受け止めている。コロナの谷を越えた時に成長軌道に戻せるよう、コスト削減や構造改革に取り組みたい」と述べました。
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August 07, 2020 at 03:21PM
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住友商事 最終損益1500億円の赤字見通し 来年3月までの1年間 - NHK NEWS WEB
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