06月27日 12:08
リニア中央新幹線の準備工事をめぐり、JR東海の金子社長と静岡県の川勝知事は26日初めて会談しました。川勝知事はこれまで通り「認められない」との姿勢を示し、2027年の開業は遅れる可能性が高まりました。
川勝知事:
「（準備工事は）本体工事と一緒でしょ?それはもう認められない」
会談後、川勝知事はこのように述べ、工事の資材を置くヤードの整備など、準備工事は「本体工事と一体」だとしてこれまで通り認めない姿勢を示しました。
リニア中央新幹線は静岡県内の工事で水資源への影響を懸念する県が着工を認めておらず、26日の会談で、金子社長はヤード整備の許可を数回にわたり求めましたが、川勝知事は条例に基づく環境保全の協定の締結が必要だとしました。
JR東海は6月中に工事の着工ができなければ2027年の開業は困難だとしていて会談の結果、開業が遅れる可能性が高まりました。
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June 27, 2020 at 10:08AM
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