JR東日本は、埼玉県と神奈川県を結ぶ京浜東北線で、車掌が乗務しないワンマン運転を始める方向で検討を始めた。令和6年度をめどに車両側面のカメラで乗り降りを確認できる機能を備えた新型車両を投入する。ボタンを押すだけで停止や速度調整ができる自動運転装置も搭載し、運転士の負担を軽減。各駅へのホームドア整備で安全を確保する。関係者への取材で27日、分かった。
人口減少で鉄道各社は乗務員の確保が難しくなると見込む。京浜東北線は東京都心で山手線と並走する全国屈指の混雑路線。JR東が都心の路線をワンマン化すれば初めてとなり、各地の都市鉄道に広がる可能性がある。
JR東は自動運転実現を目指し山手線で実験を続けている。京浜東北線のワンマン化を足掛かりに、運転士に頼らない「ドライバレス運転」の導入を図る。沿線自治体や組合側と協議し、実施時期や区間を決める。
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June 27, 2020 at 09:22PM
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京浜東北線ワンマン検討 新車両投入 JR東 - 産経ニュース
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