
富士高砂酒造(富士宮市宝町)が、高濃度エタノール商品・高砂アルコール77の製造と販売に乗り出した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、アルコール消毒液が不足していることへの対応。感染終息まで販売を続けていく。
アルコール度数の高い酒を巡っては、厚労省が医療機関や福祉施設でも手指の消毒に代用できるとする連絡を出している。同社では市内の医療機関や福祉施設から要望があったことなどを受け、手指消毒に使用できる高濃度エタノール商品の製造準備を進めてきた。
同社では高濃度エタノール製品のスピリッツの製造免許を1年ほど前に取得していた。同社の山本晃雅副社長は「思わぬ形で役立った。直接地域の期待に応えられるのは酒蔵としてもありがたい」と語る。地元の三扇美術印刷の協力を得て、専用ラベルも用意した。
原料調達の関係で1日の製造量が限られるとして、電話予約で受け付けている。問い合わせは富士高砂酒造<電0544(27)2008>へ。
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April 28, 2020 at 10:10AM
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富士高砂酒造(富士宮)が高濃度エタノール製造、手指消毒用に|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞
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