米ゴールドマン・サックス・グループの上席投資ストラテジスト、アビー・ジョゼフ・コーエン氏は、新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウンにより、米経済は向こう２カ月程度に最も大きな打撃を受けると予想。年後半に成長の回復は始まるが、その前に失業率は急上昇するとの見通しを示した。
コーエン氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「需要ショックは言うまでもなくサービス業に集中しており、影響をまともに受けるのは４月と５月だろう。外出や移動ができるかどうかという点で、あらゆる人が制限を受けているためだ」と指摘。「年後半にそうした人々の移動に関する制限が一部解かれ、経済がより良い形で回復し始めることを期待している」と述べた。
ゴールドマンのエコノミストらは、４－６月（第２四半期）の米成長率が年率で34％のマイナスになると 予想。７－９月（第３四半期）はプラス19％に回復するとみている。一方で失業率については年央までに15％に急上昇するとしている。
コーエン氏は「リアルタイムで入手できるデータで最も正確なのは恐らく労働市場のデータだろう。向こう数カ月はかなりひどい内容になると予想される」と語った。
原題： Goldman’s Joseph Cohen Sees ‘Awful’ Data Before Growth (Correct)（抜粋）
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April 02, 2020 at 02:22AM
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米経済、今後数カ月は「ひどい」データに－ゴールドマンのコーエン氏 - ブルームバーグ
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