21日の東京株式相場は続落。米原油先物価格の急落から景気懸念が強まり、商社や鉱業など原油関連や素材など景気敏感業種のほか、不動産や建設にも売りが先行している。
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〈きょうのポイント〉
大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは「原油価格急落は供給サイドが量を絞ろうとしているが、それ以上に需要の落ち込みが大きいためだ」と分析。新型コロナウイルスの悪影響で経済活動が完全にストップしている表れとし、「自動車など他の需要も原油同様に落ち込んでいることを示唆する」と述べた。
アジア時間21日の原油先物価格はマイナス幅を急速に縮小しつつある。石黒氏は「NY原油先物は限月が先になるに伴って緩やかな上昇を見込んでいる。夏場以降に経済活動が再開されるなら減産効果も加わってどこかで需給が均衡点を迎えそう」とも話していた。

- 東証33業種では鉱業や石油・石炭製品、ガラス・土石、不動産、鉄鋼、保険、建設が下落
- 医薬品は上昇
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April 21, 2020 at 05:50AM
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日本株続落へ、原油急落で景気懸念強まる-商社や自動車など広く売り - ブルームバーグ
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