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東証前引け 反発、原油高・米株高受け 感染拡大懸念強い - 日本経済新聞

3日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比54円63銭(0.31%)高の1万7873円35銭で前場を終えた。トランプ米大統領がサウジアラビアとロシアの減産合意を示唆し、前日に米株式相場が上昇した流れを引き継いだ。半面、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出手控えによる国内景気の下押し懸念は根強く、上値は重かった。

トランプ氏は2日、ツイッター上で「彼らは約1000万バレルの減産をするだろう」と投稿した。原油の需給が改善するとの期待から原油先物相場が急伸した。3月にかけての原油安が世界的な株安の一因となっていたこともあり、投資家心理が改善した。日経平均の上げ幅は一時240円程度まで拡大した。

ただ、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは「投稿内容からは日量か月量かを読み取れず、前日の米株高を支えた原油高の持続性が疑問視されている」と指摘した。日本時間3日の時間外取引で米株価指数先物は下落し、日本株相場の重荷となった。安倍晋三首相が同日午前に新型コロナの感染拡大状況について「ぎりぎり持ちこたえている状況」との見解を改めて示すなど、国内景気の不透明感は続き、投資家の様子見姿勢も強かった。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆741億円、売買高は6億7396万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1090と、全体の約5割を占めた。値下がりは1002銘柄、変わらずは76銘柄だった。

デンカ富士フイルムの上げが目立った。大ガス東ガスが上昇。東急やヤマトHDも高い。一方、SUBARU横浜ゴムの下げが目立った。アルプスアル太陽誘電が下落。Jフロント高島屋も安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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