
21日午前の東京外国為替市場で円相場はやや下げ幅を広げた。10時時点は1ドル=110円20銭近辺と前日17時時点に比べ8銭の円安・ドル高だった。10時前には一時110円23銭近辺まで円売りが進んだ。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとみられる。10時前の中値決済に向けては、「ややドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。
もっとも、下値は堅い。日経平均株価が軟調に推移しており、歩調を合わせた円買い・ドル売りが入った。新たな材料に乏しく、積極的に持ち高を傾ける動きは限られている。
円は対ユーロできょうここまでの安値圏で小幅な動きとなっている。10時時点では1ユーロ=122円23~24銭と同6銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.1092ドル近辺と同0.0002ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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January 21, 2020 at 08:23AM
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外為10時 円、やや下げ幅広げる 110円台前半、中値は「ややドル不足」 - 日本経済新聞
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