
債券市場では超長期債相場が上昇。米中貿易交渉の先行きに対する不透明感を背景にリスク選好の動きが一服し、買いが優勢になった。一方、あすの20年国債入札に対する警戒感が相場上昇を限定的にした。
|
|
|
市場関係者の見方
みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト
- 米中交渉では追加関税が回避されたが、既存の関税25%は据え置き。金利上昇となるようなドラスティックな合意はなく、先行きも不透明だ
- 急速な金利上昇を促すリスク要因がひとつ取れた。20年債は0.3%がめどとして意識されてきたので、入札前の調整売りも出しづらかった
- ただ、先物を売ってヘッジする動きはあっただろう。10-20年の金利差が30bp程度まで縮小し、20年債の割高感は否定できないため、入札もこれまでのようには安心できない
あす20年債入札
- 発行予定額は9000億円程度
- みずほ証券の松崎氏
- 流動性が低下する12月後半を控えて、20年債は前倒しの需要が入っていた可能性もあり、入札をきっかけに需給が緩んでくるリスクも
- 10年債がゼロ%以上で買えるのなら、無理して20年債の期間リスクをとる必要がなくなる参加者もいるだろう
- 備考:日本債券:20年利付国債の過去の入札結果(表)
背景
新発国債利回り(午後3時時点)
2年債 | 5年債 | 10年債 | 20年債 | 30年債 | 40年債 | |
---|---|---|---|---|---|---|
-0.135% | -0.130% | -0.025% | 0.280% | 0.405% | 0.425% | |
前週末比 | -0.5bp | 横ばい | 横ばい | -1.0bp | -2.0bp | -2.0bp |
ビジネス - 最新 - Google ニュース
December 16, 2019 at 05:37AM
https://ift.tt/2PPcElm
超長期債が上昇、リスク選好の流れ一服でーあすの20年入札には警戒感 - ブルームバーグ
ビジネス - 最新 - Google ニュース
https://ift.tt/2Q4ENIK
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "超長期債が上昇、リスク選好の流れ一服でーあすの20年入札には警戒感 - ブルームバーグ"
Post a Comment