経済インサイド
3年前の豪雨災害で一部が寸断された九州のローカル線がこの夏、鉄路での復旧を断念した。地元は被災前と同様の鉄路を望んだが、以前から収支状況が厳しく、バスを使った路線で復旧するというJR九州の判断を受け入れざるを得なかった。過疎化に伴う利用者の減少に、相次ぐ大規模災害――。いま各地のローカル線が悲鳴を上げている。
拡大するJR日田彦山線の宝珠山駅。大分県方面(奥)に延びる線路は背の高い草が茂る=2020年7月29日、福岡県東峰村
北九州市と大分県日田市を結ぶJR日田彦山線。福岡と大分の県境にある宝珠山駅(福岡県東峰村)のホームから大分県方向へ延びる線路は、背の高い草に覆われていた。
2017年7月の九州北部豪雨により、同線の全長約69キロのうち、添田(福岡県添田町)―夜明(日田市)の約29キロが不通になった。増水した川で橋脚が傾き、各地の駅舎は土砂にのまれた。被害箇所は63を数えた。JR九州と沿線自治体は当初、鉄道での復旧を前提に協議を重ねた。しかし、70億円という巨額の工事費にJRは及び腰だった。
日田彦山線のルーツは明治時代…
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被災ローカル線、鉄路の断念か否か ひそかに動いた知事 - 朝日新聞デジタル版
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