
Pedestrians wearing face masks walk past an electric quotation board displaying the numbers of the Nikkei 225 Index on the Tokyo Stock Exchange in Tokyo on June 11, 2020.
Photographer: PHILIP FONG/AFP
Photographer: PHILIP FONG/AFP
新型コロナウイルス感染第2波の発生が米国で懸念され、投資家心理を冷え込ませている。12日の日経平均株価は、米国株急落を受けて2万2000円を割り込んだ。リスクオフから為替市場では円買いが進行、債券相場は上昇している。
|
経済活動が順調に再開されてきた米国の一部の州で、新型コロナウイルス感染の第2波到来への不安が広がっている。フロリダ州では11日、感染者数の増加率はこの1週間の平均である2%を上回った。米国株のボラティリティー(変動性)を示す指標が急伸し、経済活動再開による景気期待が高まっていた投資家心理を大きく揺さぶった。同日のボラティリティー指数(VIX)は2018年2月以来の上昇率を記録した。
〈きょうのポイント〉
みずほ証券の倉持靖彦氏は「米国株市場はスピード調整の動き」だとし、「米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)が終了し、次の大型経済政策はやや先。経済活動再開は市場コンセンサスとなり、テクニカル的には過熱感。スピード調整はいつ来ても不思議ではなかった」と語る。きょうの日経平均は200日線(11日時点2万1741円)前後が下げの一つのめどになりそうとみていた。
為替、債券
東京外国為替市場のドル・円相場は、午前10時17分現在、前日比0.1%安の106円79銭付近。一時11日のニューヨーク時間に付けた1カ月ぶり安値106円58銭に迫るなど上値の重い展開。大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジストは、米株価の大幅な下げを受けたリスクオフでドルと円がともに強い中で円買いの方がやや優勢になるとの見方を示した。
国内債券相場は上昇。長期国債先物6月物は前日比7銭高の152円24銭で取引を開始し、その後152円30銭台に水準を切り上げた。長期金利は1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.005%と、2週間ぶりにマイナス圏に沈んでいる。前日の米国市場で米長期金利が大幅低下したことに加えて、国内株安や円高進行などを受けて買いが優勢だ。
日本銀行が午前の金融調節で、残存期間1ー3年と3-5年などの国債買い入れオペ実施を通知。買い入れ額は前回から据え置きとなったものの、オペ実施で中長期ゾーンの国債需給が一段と引き締まるとの観測も相場の支えとなっている。

ビジネス - 最新 - Google ニュース
June 12, 2020 at 05:54AM
https://ift.tt/30A08Ny
日本株は大幅安、米感染第2波懸念で景気期待揺らぐー円高、債券上昇 - ブルームバーグ
ビジネス - 最新 - Google ニュース
https://ift.tt/2Q4ENIK
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "日本株は大幅安、米感染第2波懸念で景気期待揺らぐー円高、債券上昇 - ブルームバーグ"
Post a Comment