国が1人当たり10万円を配る特別定額給付金に伴い、オンライン申請に必要なマイナンバーカードの手続きが急増、市区町村の窓口が連日混雑している。総務省は、アクセス集中によるシステム不具合や新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるとして、月曜と金曜、平日の午前中など混み合う時間帯の来庁を避けるよう住民に求めている。岡山市などではシステムの障害で手続きを打ち切った。郵送・オンラインで可能な手続きの利用も呼び掛ける方針だ。
オンライン申請は「マイナポータル」というウェブサイトで必要事項を入力する仕組み。マイナンバーカードによる本人確認の際に暗証番号の入力を求められるが、暗証番号を忘れたり、入力を5回連続で間違えたりすると、自治体窓口で暗証番号を再設定してもらう必要がある。
オンライン申請は市区町村から送付される書類を使った郵送手続きより早く申請できるため、国は積極的な利用を求めている。しかし大型連休明けの7日ごろから暗証番号の手続きなどで窓口を訪れる人が増え、混雑が発生。国のシステムも自治体からのアクセス集中で断続的に不安定な状態となり、一部自治体は利用制限を実施した。
岡山市では8、11日に通信障害が発生し、日中で手続きをやめた。11日は始業前から市民が訪れるなど朝から窓口が混雑し、エラーが何度も発生。午前10時半に受け付け中止に追い込まれた。市は「早くシステムを安定させるよう国に求めたい」としている。
東京都品川区役所でも手続きを求める人が殺到し、7日に最大8時間待ちを記録した。11日も早朝から順番を待つ住民でロビーがあふれ、午前9時までに受け付け上限の100人に達した。システム不具合で1件当たりの処理に通常の2倍の時間がかかるといい、担当者は「区民のニーズに追いついていない」とこぼす。
東京都練馬区役所を訪れた30代のアルバイトの男性は、午前8時半から約2時間待たされ「早く給付金をもらいたくて来たが、こんなに人が多いとは」と嘆いた。
マイナンバーカードを持っていない人が新規発行を希望する場合、窓口に行かなくても郵送かオンラインで発行申請ができる(発行まで1カ月程度)。総務省はこうした手続きも周知したい考えだ。
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May 12, 2020 at 07:27AM
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岡山市マイナンバー手続き中止 定額給付金で自治体窓口に殺到:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞
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