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ウーバーの1-3月期、料理宅配急増が配車サービスの落ち込み相殺 - ブルームバーグ

ウーバー・テクノロジーズが7日発表した1-3月(第1四半期)決算では、配車サービスのグロスブッキングが初めて減少した。これまでの同社の成長軌道を新型コロナウイルス感染拡大が阻んだことを示唆した。  

  1-3月期の損失は、税金と金利などの費用を除いたベースで前年同期比30%減の6億1200万ドル(約650億円)。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均より小幅な赤字にとどまり、四半期ベースの黒字化目標に一歩近づいた。ただ、投資の評価損などのコストを考慮すると、純損失はさらに拡大した。

  一方で、料理宅配事業は好調で、配車サービスの落ち込みを相殺した。外出制限の影響で料理宅配サービスのグロスブッキングは1-3月期に52%増加し46億8000万ドルに達した。一方、配車サービスのグロスブッキングは5%減少し109億ドル。前年同期は20%以上の伸びだった。

  ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「配車サービスは進行中のパンデミック(世界的大流行)で大きな打撃を受けたが、バランスシートの強さを維持すべく速やかに行動を取った」と説明。「料理宅配の急増に加え、再開し始めつつある市場で見られる初期の兆候に勇気づけられている」と付け加えた。

  ウーバーは新型コロナの発生源とみられる中国で配車サービス最大手の 滴滴出行の主要株主。ウーバーは4月、2020年通期の業績見通しを撤回し、相当の投資評価損を計上すると発表していた。1-3月期決算に計上した投資評価損は21億ドルで、純損失は29億4000万ドルと、前年同期の3倍近くに拡大した。

  同社は過去1週間、矢継ぎ早に経費削減策を打ち出しており、7カ国での 料理宅配業務の終了を発表。6日には 14%の人員削減を、7日には 自転車とスクーターの事業をライムに譲渡することを明らかにした。

  経費削減を急ぐ同社だが、新たな脅威も浮上している。本拠地の米カリフォルニア州は、ドライバーに従業員向け福利厚生の権利を与える州法に違反したとして同社と同業の リフトを相手取り提訴した。

原題: Uber Posts First-Ever Decline in Ride-Hailing Business (1) (抜粋)

(CEOのコメントや純損失などの詳細を追加して更新します)

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May 08, 2020 at 03:49AM
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