米国の失業保険申請が7週間で3300万件超 5人に1人が一時離職の計算 - livedoor

　【ワシントン＝山内竜介】米労働省が７日発表した２日までの１週間を対象にした新規失業保険申請件数（季節調整済み）は、前週比６７万７０００件減の３１６万９０００件だった。

　３月下旬のピーク（６８６万７０００件）から減少傾向だが、リーマン・ショック後にピークをつけた２００９年３月（６６万５０００件）を大幅に上回る水準が続いている。

　新型コロナウイルスの感染拡大が本格化した３月半ばからの７週間で、申請件数の合計は３３００万件を超えた。米国の労働力人口は約１億６０００万人で、５人に１人がいったん職を離れた計算だ。

　８日に４月分の米雇用統計が発表される。３月時点で４・４％だった失業率は、リーマン・ショック後の０９年１０月（１０・０％）を超えるとの見方が強い。

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May 07, 2020 at 08:18PM
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