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今日の株式見通し=小反発、新型コロナで上値は重い 経済指標の評価に注目 - ロイター (Reuters Japan)

[東京 31日 ロイター] -

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      19084.97 24115.95 16358.19

-304.46 2020年1月17日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物6月限 19060(円建て)

きょうの東京株式市場で日経平均株価は小反発が想定されている。前日の米国株式市場は主要株価3指数が反発し3%超の上昇となった。ただ、国内での新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感は日々強まっているほか、原油先物の下落も嫌気されている。日経平均は寄り付きで小幅に反発しても、強弱感が交錯していることから、その後は経済指標やアジア株を横目に、前日終値近辺でのもみあいとなる可能性が高い。

日経平均の予想レンジは1万8900円─1万9400円。

30日の米国株式市場はヘルスケア関連株などに買い戻しが入り反発。投資家は新型コロナの経済的損失を見極めながら、経済が持ち直しに転じた際に値上がりが見込まれる銘柄の物色を進めているという。ただ、株式投資家の不安心理の度合いを示すボラティリティー・インデックス(VIX指数)は依然として2008年の金融危機以来の水準に高止まっている。

現在のドル/円は108.10円台で、前日午後3時時点より円安方向に振れているほか、シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は1万9060円と前日の現物終値とほぼ同水準となっている。日経平均は寄り付きで反発した後は、経済指標、アジア株、米株先物などを横目にもみあうとされている。

東洋証券・日本株ストラテジストの大塚竜太氏は「新型コロナの感染拡大を受け、きょうも引き続き神経質な展開となるだろう」と指摘する。「きょう発表される数々の経済指標は期待はされていないものの、日本経済の実態を確認するという意味では注目されている。内容によっては材料視される場合もある」と指摘する。

きょうは国内で2月鉱工業生産速報(経済産業省)の発表が予定されているほか、Macbee Planet7095.Tがマザーズ市場に新規上場する。中国では製造業PMI(国家統計局)、非製造業PMI(同)の発表が予定されている。

*内容を追加して再送します。

佐古田麻優

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March 31, 2020 at 07:13AM
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