１２日の東京株式市場は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大への懸念から全面安の展開となっている。日経平均株価（２２５種）は一時、１０００円以上値下がりし、取引時間中としては２０１７年４月以来の安値水準となった。日経平均の午前の終値は、前日終値比１００３円８２銭安の１万８４１２円２４銭だった。 前日のニューヨーク株式市場で大幅な株安となった流れを受け、取引開始直後から売り注文が拡大。その後、トランプ米大統領が英国を除いた欧州からの入国禁止を発表し、世界経済が一段と停滞するとの懸念が広がっている。外国為替市場で円相場が一時、１０３円台まで円高に進んでいることも投資家心理を冷やしている。
市場では、「投資家は各国の政策対応に注目しており、内容によって不安定な値動きが続く」（大手証券）との見方がある。
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March 12, 2020 at 09:45AM
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日経平均午前終値１００３円安…１万８４１２円 - 読売新聞
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