24日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、上げ幅は前日に比べ800円超まで拡大する場面があった。1万7700円前後で推移している。海外ヘッジファンドによる買い戻しが引き続き相場を押し上げている。東エレク、ファストリなどの主力株が買われているのに加え、これまで売り込まれてきた資源株や不動産株の上昇が目立つ。
世界的な株式相場の急落で海外ヘッジファンドの運用成績は3月に入って急激に悪化している。投資家の資金引き揚げに伴ってポジションを閉じるファンドが増えるなか、ショート（売り持ち）にしていた銘柄を買い戻す動きが足元で優勢になっている。日銀による大規模な上場投資信託（ETF）買いの実施や公的年金による買いの観測も日本株の「売りにくさ」を演出しているという見方もある。
きのう制限値幅の上限（ストップ高）水準まで買われたソフトバンクグループ（SBG）は買い気配。株主還元や財務強化に対する期待が引き続き株価を押し上げている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数（TOPIX）も上昇している。テルモ、ファナック、三井不、中外薬が高い。一方、小田急、京王、NTT、武田が安い。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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March 24, 2020 at 07:28AM
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東証寄り付き 大幅続伸、上げ幅一時800円超 海外勢が買い戻し、SBG買い気配 - 日本経済新聞
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