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ウイルス感染広がり不安続く-日経平均一時2%安、ドル107円台 - ブルームバーグ

新型コロナウイルスの感染が国内外で広がり、不安が続いている。米国株が反落した流れを受けて、日経平均株価の下落率は一時2%を超えた。外国為替市場でドル円相場は107円台でもみ合っている。

  • TOPIXの午前終値は前日比8.29ポイント(0.6%)安の1394.75
  • 日経平均株価は177円03銭(0.9%)安の1万8739円98銭
  • ドル・円相場は1ドル=107円台でもみ合い-取引レンジは107円26銭から107円94銭
  • 長期国債先物は反発、長期金利は一時マイナス0.005%に低下

〈きょうのポイント〉

  米国では新型コロナ流行により、最大限に厳しい公衆衛生規制を30日間延長したとしても最大20万人の死者が出るとの予想が 出ている。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員はコロナウイルスの収束時期が不透明で、米政策効果は現時点で評価しにくいと語る。「これからは増加傾向にある国内の感染ピークがいつになるかも焦点になる」と述べた。

  日本銀行が取引開始前に公表した企業短期経済観測調査(短観)の3月調査で、大企業・製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はマイナス8だった。マイナスとなるのは2013年3月調査以来。インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジストはおおむね予測に沿った内容だが、実態は一段と悪化しているかもしれないとみる。調査期間の早い段階で回答した企業が多いと現在の情勢を完全に反映していない可能性があると同氏は指摘した。

日経平均とドル円、長期国債先物の値動き(1日)

  外国為替市場のドル・円相場は前日の東京時間帯に比べ上値が重い展開。株安を背景に1ドル=107円26銭を付けた後、107円90銭前後まで戻しているものの、上値は限定的となっている。三菱UFJ銀行の平井邦行上席調査役(ニューヨーク在勤)は、「年度末を越えたということでドル取り需要はいったん落ち着き、ドル・円は下方向の圧力が増してくるとみられる。基本的には株次第でいったん下を見に行く感じになりそうだ」と指摘。「目先は107円割れが焦点。今週ということであれば105円までの下げリスクというのはあるだろう」と話していた。

  国内債券相場は反発。長期国債先物6月物は前日比18銭高の152円75銭で開始し、一時152円97銭まで上昇した。長期金利は1.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.005%で開始後、ゼロ%に戻している。前日の米国債相場が上昇したことに加え、日銀短観が大幅悪化したことも買い手掛かりとなっている。4月の国債買い入れ計画で中長期債のオペ実施頻度が増えたことも買い安心感につながっている。

(最新の情報などを加えて更新します)

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