ソニーモバイルコミュニケーションズが2月24日に発表した「Xperia 1 II」は、Xperiaシリーズとして初めて5Gに対応した端末だ。前モデルと比べてどう変わったのか、4G対応のミッドレンジ端末「Xperia 10 II」と合わせて、本記事で詳細をレポートする。
なお報道関係者向けには新製品の実機が公開されたが、OSやソフトウェアは開発中のため、画面は固定された状態となっている。
待望の3.5mmイヤフォンジャックが復活した「Xperia 1 II」
Xperia 1 II(エクスペリア・ワン・マークツー)は、2019年発売の「Xperia 1」の後継モデル。画面には6.5型で縦横比21:9の4K有機ELディスプレイを引き続き採用しており、基本的なサイズ感は変わっていない。
本体背面にやや出っ張るアウトカメラは広角、超広角、望遠の3眼に加え、iToFセンサーを搭載。Xperia 1では背面中央にカメラが配置されていたが、Xperia 5と同じ左上端に寄っている。これはスマホを横に構えて撮影する際、自然な位置になるよう意識したのだという。
レンズ部分には、ZEISS(ツァイス)のT*(ティースター)コーティングを採用したことを示すロゴが加わった。これまでソニーはデジタルカメラ製品でZEISSと協業してきたが、Xperia 1 IIからはスマートフォンにも協業を拡大している。
オーディオ周りの大きな変更として、3.5mmのイヤフォンジャックが復活した。Xperia 1ではワイヤレスイヤフォンの普及を背景に省略されていたものの、ユーザーの要望が多いこと、ゲーミングにおいて遅延がなく充電しながら使えることなど、メリットを優先したという。
本体右側面には指紋センサーを兼ねた電源キーを搭載した。Xperia 1では指紋センサーと電源キーは分かれていたが、再び一体化された。
Xperia 1 IIの外形寸法は72(幅)×166(高さ)×7.9(奥行き)mmで、Xperia 1に比べて高さは1mm短く、厚さは0.2mm薄い。重量は181gで3g軽くなった。
Qiによるワイヤレス充電機能も再び搭載した。本体背面はフラットな形状で、側面はやや角張っており、一枚板のようになった。
本体カラーはブラック、パープル、ホワイトの3色を展開する。パープルはXperia 1よりも落ち着いた色合いだ。
アクセサリーとしては従来の「Style Cover View」の他に、開閉式スタンドを備えた「Style Cover with Stand」が加わった。スタンドの破損を防ぐため、負荷がかかると外れる仕組みになっている。
国内での発売時期や価格は発表されていないが、例年は夏モデルとして登場したのに対し、2020年春には大手キャリアが5Gサービスを開始予定となっている。この5Gサービスの開始に合わせて登場するかどうか、注目したい。
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ミッドレンジながらも有機ELを採用した「Xperia 10 II」
4G対応のミッドレンジ「Xperia 10 II(エクスペリア・テン・マークツー)」は、2019年に海外市場で発売された「Xperia 10」の後継モデル。日本では機能を強化した「Xperia 8」として発売されたが、Xpeia 10 IIは日本でも発売予定となっている。
画面サイズはXperia 10と同じ6.0型だが、新たに有機ELを採用したことで液晶に比べて鮮やかさが増した印象だ。Xperia 1 IIに比べると一回り小さく、本体のサイズ差は前モデルとほぼ同じだ。
アウトカメラは超広角、広角、望遠の3眼を採用した。Xperia 8や10では本体上部中央に配置されていたが、Xperia 10 IIでは左上端に寄っている。
なお、2019年のラインアップには6.5型画面の「Xperia 10 Plus」もあったが、こちらの後継モデルは発表されていない。
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