東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=110円台へ上昇し、一時約8カ月ぶりの高値を付けた。米中貿易協議を巡って第1段階の合意への署名を前に楽観的な見方が広がったことや米国が中国の為替操作国認定を解除したのを受け、リスク選好の流れとなった。
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市場関係者の見方
モルガン・スタンレーMUFG証券債券統括本部の加藤昭エグゼクティブディレクター
- 米国とイランの大規模な武力衝突の懸念が後退したことや米中通商協議での第1合意への署名が近づく中で米国が中国の為替操作国認定を解消したことなど「雪解け」の材料が相次ぎ、市場ではリスクオンの流れが強まっている
- ドル・円も110円台にワンタッチではなく堅調な地合いが続き、目先は111円程度までじわりじわりと上値を試していくだろう。ただ、イラン政府とは別の不満分子が独自にテロを起こすなどの局地的なリスクには一定の注意は必要だ
みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト
- 109円台で長らく抑えられていた水準を抜けており、ポジション的にもそれほど重いとは思えない。米中、ブレグジットと世界経済を壊すかもしれないリスクが後退する中、最近3年間のレンジ105-115円の上半分が徐々に主戦場になっていく
- 目先心配なのは米株の調整。2018年は好決算が続く中で当時の史上最高値を断続的に抜き、決算一巡後2月にかけて大きく調整した。米株が調整に入る前にどこまで上がるか次第で、昨年5月21日の高値110円67銭から4月に付けた112円を目指す感じか
背景
- ムニューシン米財務長官、年2回の米中対話再開を提案- 関係者
- 米政府、中国の為替操作国認定を解除-貿易合意署名に先立ち
- 中国と米国、貿易協議で次の段階に進む 決意-米商工会議所
- 日経平均株価は前日比175円高で取引を終了
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January 14, 2020 at 10:04AM
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ドル・円は8カ月ぶり高値圏、米中通商協議に楽観的な見方-110円台 - ブルームバーグ
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