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2019年を振り返る(5月編):やはり気になるドコモの新料金/auも新料金を発表 - ITmedia

 2019年も、残り10日を切りました。そこで、ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位で振り返っていきます。

 この記事では、5月のアクセス数トップ10を見ていきます。

ドコモのシェアオプション ドコモの新料金ではパケット(データ)料金の「分割請求」や「分け合い」に非対応

 4月に引き続き、5月もNTTドコモの新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」や、両プラン登場に伴い廃止されることになった「月々サポート」に関する記事がアクセス数のトップ4を占めました。

 ギガホとギガライトは、従来の「基本プラン」「パケットパック」「インターネット接続サービス(spモード)」が一体化したプランで、基本的には1人(1契約)で完結します。そのため、4月のランキングまとめでも触れた通り、家族でパケット(データ)容量をシェアできなくなりました。料金面でも、パケットパック相当の部分を家族で均等割する「分割請求オプション」も利用できなくなりました。ある意味で、ドコモの料金プランの“強み”を捨ててしまっています。

 このことで、特に遠隔地にいる家族とシェアグループを組んでいる場合、新プランに移行する場合は「相談」が必要になる可能性が生じます。1人で3回線以上契約する、いわゆる「1人でファミリー」を構成しているユーザーもプラン移行をちゅうちょしてしまう所です……。

 このままだと、新プランに移行したくても移行できないという人も少なくないと思うのですが、どうなることやら……。

auデータMAXプラン 完全分離プランで先行するauも「auデータMAXプラン」で攻める

 ギガホやギガライトといった「完全分離プラン」で先行していたのがau(KDDIと沖縄セルラー電話)でしたが、電気通信事業法の改正を見越しつつドコモに対抗するために「auピタットプラン」の内容を改定した「新auピタットプラン」に加えて「auフラットプラン7プラス」「auデータMAXプラン」を新たに投入しました。

 特に注目すべきは、端末単体での国内でのデータ通信容量が無制限となるデータMAXプラン。端末単体かつ国内という制約はかかるものの、通信内容を問わず定額利用できることが画期的です。「5G(第5世代移動通信システム)を見据えた」というだけあって、海外における5Gの料金プランを参考にしていることも伺えます。

 「完全分離プラン」の普及によって、料金プラン面の差別化がより進みそうな気配が出てきた5月でした。

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