10日の国内債券市場で長期金利が上昇した。長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは一時前日比0.015%高い0%をつけた。10月以降、海外投資家が日本国債に投資したときに得られる上乗せ金利が縮小しており、需要が減少した。10年物国債の利回りが0%台に上昇するのは、3月以来およそ9カ月ぶりで、今年度に入ってから初めてとなる。
これまで海外勢の需要が強かった中長期債を中心に、11月下旬から金利の上昇が続いていた。
海外勢はドルで円を調達すると、上乗せ金利(ベーシススワップ)を受け取ることができる。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が10月に短期国債の買い入れをはじめたことにより、ドルの供給が増加した。ベーシススワップはドルと円の需要の強さで決まるため、ドルの需給が緩んだ影響で縮小。海外投資家の投資妙味が薄れた。
19年度に入ってからは米中貿易交渉への先行きの不透明感や欧米の中銀が利下げをしたことなどから長期金利はマイナス圏での推移が続いていた。夏ごろには金利が大幅に低下し、9月上旬には一時マイナス0.295%をつけた。
ビジネス - 最新 - Google ニュース
December 10, 2019 at 09:13AM
https://ift.tt/2rv4Ahz
長期金利、一時0%台に上昇 9カ月ぶり - 日本経済新聞
ビジネス - 最新 - Google ニュース
https://ift.tt/2Q4ENIK
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "長期金利、一時0%台に上昇 9カ月ぶり - 日本経済新聞"
Post a Comment